【夏休み恒例】「理科実験教室!『石膏コピーを作ろう!』」

【夏休み恒例】「理科実験教室!『石膏コピーを作ろう!』」

いよいよ2学期が始まりましたね。

 

夏休みの宿題はみんな無事に終えられたでしょうか?

計算や漢字のドリルだけでなく、読書感想文や工作、自由研究など様々な種類の夏休みの宿題がありましたね・・・。

特に自由研究は「何をテーマにしようかな」や「レポートってどうやって書くんだろう」と悩むことが多いのではないでしょうか。

 

そこで、テトラcocoでは夏休み企画として、毎年「理科実験教室」を開いています。

実験をし、実験結果や感想をレポートにまとめることまでみんなで一緒にします。

 

もちろん今年も開催しました!!

理科実験教室の今年のテーマは『超リアル?!石こうコピーをつくろう』です。

 

私たちの身の回りには、食器やおもちゃ、文房具、本物そっくりの食品サンプルなどプラスチックで作られた様々なものがたくさんあります。

それらを作るための方法の一つである「注型成形」という方法を子ども達に体験してもらいました。この方法は化石や美術品のレプリカを作る時や歯医者さんで歯形を作る時にも利用されています。

 

①ポップコーンコップに「水」と「かたとーる(型取り剤)」を入れてかきまぜます。

この作業はとても力仕事!!かき混ぜるのに力が必要なのはもちろんのこと、すばやくかきまぜないと、かたとーるが固まってしまうんです。

「もうちょっとがんばって!!」「あともう少し!!」と応援されながら、子どもたちは顔を真っ赤にしてかきまぜていました。

 

 

②まぜた物の中に手を入れ、固まるまで待ちます。

グーやチョキなど作りたい手の型のまま、5分以上動かずに待たなければいけません。「まだー?」「はやくしてー!!」など口々に言いながらも、ちゃんと石のように固まっていました。確かに、「少しも動いちゃいけない」と言われると、つらいですよね・・。「待ってるのが一番しんどかった・・・」と口をそろえて話していました。

 

 

③紙コップに石こうと水を入れかきまぜる。

流し込む石こうを作っていきます。この作業はスピード勝負です。速乾性の石こうを使っているので、すぐにパキパキと固まってしまいます。

ですが、かたとーるで力いっぱいにかきまぜ、その後じーっと待つことを越えた子ども達にとって大した作業ではなく、「あったかい!!」と話しながらかきまぜていました。

 

 

④かたとーるで作った型に石こうを流し込む。

ここで注意することは、型の中全てにまんべんなく石こうを流し込むことです。とんとんと空気を抜きながらおそるおそる注いでいました。ここで、たいへんだったのは先生達です。実は、理科実験教室を開く前に大人の手で作ってみて石こうの分量を量っていたのですが・・・。なんと子ども達の手の方が大きい!!あわてて追加の石こうを持って走り回りながら、思わぬところで成長を感じていました。

 

 

⑤石こうが固まったら、かたとーるをちぎる。

いよいよ出来上がった自分の手の立体コピーとのご対面です。みんな、壊れないようにそっとちぎっていきます。かたとーるをめくった先に、白い指が出てきた時は「わあっ」と歓声が上がりました。出てきた石こうは、皮膚のキメや爪、指紋までくっきり出ています。あまりのリアルさに、「ちょっと怖いかも・・・」なんてもらす子もいました。

 

 

⑥レポートを書こう!

実験は3人程度の異年齢構成のグループでしました。低学年の子が「感想に何を書いたらいいかな」や「実験しようと思った理由はどうしよう」と悩んでいると、お兄ちゃんたちが「こうしたらいいよ!」と声をかけてくれていました。出来上がった石こうコピーを見せ合ったり一緒に写真を撮ったり、「将来〇〇部に入ったらいいよ!」なんて勧誘している姿も見られました。

普段の個別指導ではできない異年齢間での交流ができるのも、理科実験教室の醍醐味の一つです。

 

 

苦手な宿題でもみんなと一緒なら楽しくできます。

自由研究の宿題がなくても「工作として」や「体験として」のお申込みもしていただけます。

ぜひ、来年も開催予定ですのでお申込みして下さいね!