【レディネス通信】小学校入学に向けた「プリント送り」の練習

【レディネス通信】小学校入学に向けた「プリント送り」の練習

テトラcoco大手前教室の児童発達支援では、年長さんのお子様を対象に、小学校生活の模擬体験を通して小学校へのイメージや見通しを持ってもらうことを目的として「小学校準備クラス」を開催しております!

 

今回はプリント送りの練習をしました。

先生からもらったプリントの束から、自分の分を1枚とって後ろの子に送っていく練習です。

何度か練習すると後ろの子に送ることは慣れてきましたが、もらった紙の束をバラバラにしてしまいそろえることができない子や、配られた紙をペラペラとずっとさわってくしゃくしゃにしてしまう子もいました。

プリントを後ろに送る際には、後ろの子との位置関係を捉えられなかったり、自分の手の位置を認識できなかったり、後ろを見ずに手だけで渡そうとして落としてしまったり・・・自分のボディイメージと後ろの子との空間的な位置関係を把握する力も必要になります。

また、プリントが足りないとき、余ったとき、どうすればいいかを知らせています。

席を変えながら繰り返し練習しましたが、後ろの子がいるのに自分でプリントがなくなり後ろの子がなくて困っていても、自分がその立場でないと知らん顔でいることも多かったです。

「余ったよ」や「足りないよ」がまず言えることと、その時お互いにどうすればいいかを考えるよう声かけをしながら進めました。

細かいところですが、小学校入学後には必要になるスキルだと思います。

 

後半は、直線を書く練習をしました。

傘が書いてあるプリントに、雨に見立てて上から下へ直線を書きますが、1枚目はフリーで、2枚目は点から点まで(始点と終点)を意識して書いてもらいました。

1枚目と2枚目の間に、あえて裏面にいっぱい、なぐり書きをしても良いことにしています。

子ども達はわーっとめちゃくちゃに書きなぐりますが、子ども達の年齢の時期にはこうして“書く”ことで発散するような経験も必要です。

上手に書けることのみに固めすぎずに、メリハリをつけて自己調整力をつけていきます。

みんなどの課題にも、頑張って取り組んでくれました。

 

テトラcoco児童発達支援の「小学校準備クラス」は、年長さんのみを対象に

毎週金曜日 16:00~17:30

毎週土曜日 10:00~11:30

に開催しております。

ご興味のある方は是非、お問合せ下さい!!

 

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