【UDLについて】社内講師研修会を開催しました!

【UDLについて】社内講師研修会を開催しました!

本日は、テトラcocoのスタッフ、講師が集まり「UDLについて」という講師研修会を行いました。

先日の日本LD学会にて実践発表をしてきた本江から、LD学会でのトピックスの報告がありました。

今回のLD学会では「合理的配慮」や「インクルーシブ教育」とともに、「UDL」が大きく取り上げられていたとのことで、今回の研修のテーマを「UDLについて」としました。

 

UDLとは、「学びのユニバーサルデザイン」ということで、障害の有無に関係なく、子ども達が学びの場面において「自分がどう学ぶか」を考え、主体的に学ぶことができるようにする枠組みのことです。

子どもに障害があるのではなく、子どもが学べない「カリキュラムに障害がある」と考えるものです。

元々はアメリカのCASTという機関が提唱した理論的枠組みで、ガイドライン等も日本語訳されております。

日本でもUDLの考え方が、学習支援の中でとても大きくとらえられるようになってきています。

 

本日の研修会では、「UDL」の考え方を踏まえた上で子ども達にいかに「自己決定力」を身につけさせるかをグループでディスカッションしました。

子ども達自身が自分の「学びの方略」を知り、必要があれば自ら「合理的配慮」を求めていくことが、子どもを主体とした学びなんだと思います。

色んな講師の先生方やスタッフの経験から、色々な意見交換ができたとても充実した研修会でした。

学びを教える側のスキルが重要だということも、改めて痛感しました。