テトラcoco通信
Column
【開催報告】中学生向け進路説明会を実施しました
8月22日に『令和7年度中学生向け進路説明会』を開催いたしました。当日は多くの子どもたちが参加し、将来を見据えた大切な一歩を踏み出す時間となりました。
この説明会は、「進路をどう選べばよいかわからない」「高校のことがよくわからない」といった声に応えるため、幅広い内容で実施しました。。
高校進学の基礎知識からスタート
まずは「中学校と高校の違い」や「進路の種類」について解説しました。公立と私立の違い、それぞれのメリット・デメリット、全日制・定時制・通信制の違いなど、具体例を交えながら説明を行いました。また、自立支援コースやエンパワメントスクール、ステップスクール、クリエイティブスクール、高等専修学校、高等専門学校など、多様化する進路の選択肢についても紹介しました。
参加した職員の受験エピソードや、高校生の一日の過ごし方を紹介する動画などを通して、子どもたちは進学後のイメージをより具体的に持つことができた様子でした。
入試制度・受験の流れも丁寧に説明
入試の制度やスケジュール、受験の合否を決めるもの、中学校での評定がどのように扱われるか、自己申告書や調査書の重要性についても詳しく解説しました。
テトラcocoの合格実績紹介
テトラcocoの子どもたちの合格実績(過去3年)も紹介し、多様な進路先があることを知ってもらいました。普通科、エンパワメントスクール、高等支援学校、専門的な内容を学習する学校など、様々な進学先があるというお話を聞いて、多くの子どもたちが興味を持っていました。
自己理解と将来像を考えるワーク
自己理解を深めるために、職業診断や自己分析シートに取り組みました。自身の過去を振り返りながら、「自分は何に興味があるのか」「どんな未来を描きたいのか」について真剣に向き合う時間を持ちました。中には、職員に「こんな仕事に興味があるのですが、どう調べたらいいですか?」と積極的に質問をする子どももいて、進路選択に対する意欲が感じられました。
進路選びのポイントも紹介
最後に、学校選びのポイントとして「学科やコースの違い」「進学実績」「校風・校則」「通学距離・時間」など、具体的にチェックすべき点を説明しました。また、中学3年生の年間スケジュールを紹介し、中学1・2年生での積み重ねの大切さについても話しました。
講演後のアンケートについて
終了後にアンケートを実施したところ、多くの子どもたちが「色々な学校の種類を知り、進路選びの幅が広がった。」と答えていました。また、「将来を考えるきっかけになった。」「早いうちから勉強することの大切さを知った。」といった意見もありました。一方で、「説明が長く感じた。」「学科やコースの詳細がもっと知りたかった。」との意見もありましたので、今後はテーマを絞ったり、回数を増やして実施するなどの工夫をしていきたいと思います。
今後の取り組み
アンケートの結果をもとに、今後もより多くの中学生が進路選択に自信を持てるようなサポートを続けていきたいと思います。その為に、子どもたちの意見を反映させ、今後の進路説明会に活かしてまいります。
テトラcocoでは、今後も子どもたち一人一人に寄り添った進路指導を行っていきます。参加いただいた皆様、ありがとうございました。